高品位アニメーション制作会社 

90年代の序盤の話で、日本の某制作会社は韓国のアニメ会社に仕事を発注することをなるべく避けていた。その理由としては作業の難易度自体があまりにも高かったというわけだが、DRムービーだけその仕事に自ら挑もうとしていた。そこだけを乗り越えるとそのあとからは多分素早い仕事が貰える、と計算した結果だったけど物事はそう簡単にはいかなかった。 そこを切っ掛けに「難易度の仕事はDRムービーに」という公式が固まってしまい、難しい作品ばかり続くようになったのだ。その時縁を結んだ会社が日本の「MAD HOUSE」や、Studio Ghibli、Gonzo、Sunrise、Production IGなどである。また米国の会社でも、Film Roman、HBO、Sony Columbiaなどが仕事の依頼を持ってくることになった。これらの製作会社達との信頼関係は、毎作品が完了するたび深くなり、今でも制作に協力している。

  

DRの創作と受注創作

DRは高難易度の作品で評判のMAD HOUSEの仕事を引き受けられる唯一の会社としてその名を知られている。でも一方、スタジオジブリの唯一の海外発注先がDRであるという事実をそんなに知られていない。
ジブリとは1997年「もののけ姫」の制作(デジタル彩色作業)に協力した以来、「千と千尋の神隠し」で動画とデジタル作業にも参加したことで、名実共に韓国最高のスタジオとして認められるようになった。
米国でもユニバーサルの「Wing Commander」とHBOの「Spawn」、Film Romanの「X-MEN」などの本作業を成功させたことでその技術力は高く評価されてる。     


プリプロダクション製作力強化 

フリープロダクションはアニメーション制作の最重要パートとして扱われている分、韓国内では消化し切れない、という認識が強かった。 でもDRは専門人材の養成と制作ノウハウ蓄積に尽力し、最終的にはDigimationの「Final Fantasy Unlimited」シリーズをはじめにするいくつかの作品のプリプロダクション全般を担当するようになる。こういった成果は今後、韓国アニメ業界のインフラ構築のという観点でとても重要な意味を持つと言えるだろう。

  

オリジナルコンテンツによるグローバルパワーの実践 

過去10年がメージャーレベルの製作技術を保つための時期だったとすると、今後の10年は「オリジナル作品をベースとする「グローバルコンテンツパワー」を作りあげていく時期にしていく、とDRはその意志を固く締めている。

Animatoon/スタジオ探訪 – DR MOVIE/ 01年8月号(NO.32)

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